ありがちなことで共感を生む
あるあるパターンとは、あるくくりの中で「ありがちなこと」を挙げ、共感によって笑いを生む型です。「それ、わかる!」という共感が、そのまま笑いに変わります。日常でもっとも自然に使われているパターンのひとつです。
なぜ「共感」が笑いになるのか
同じ条件や経験を持つ人どうしは、言葉にしていない「あるある」を共有しています。それを誰かがズバリ言語化すると、「自分も思ってた!」という発見と仲間意識が生まれ、それが笑いになります。あらたまった空気を、共通体験で一気にゆるめる効果もあります。
くくりは大小なんでもいい
あるあるのくくりは無限にあります。
- 広いくくり:「中学生あるある」「在宅ワークあるある」
- 狭いくくり:「サッカー部あるある」「ひとり暮らしあるある」
- ニッチなくくり:特定の趣味や職種ならではのあるある
くくりが狭いほど、知っている人への刺さり方は深くなります。テレビでも「〇〇芸人」が集まって「〇〇あるある」を披露する形式は定番です。
具体例
- 中学生あるある:洋楽を聴き始めて、急に J-POP をちょっと馬鹿にしだす
- サッカー部あるある:かわいい女子マネージャーは、だいたいエースの先輩と付き合っている
- 在宅ワークあるある:カメラオフの会議だと、つい姿勢がどんどん崩れていく
ポイントは、誰もが「言われてみれば確かに」と思う、絶妙にニッチな事実を選ぶことです。
初対面で距離を縮める使い方
あるあるパターンは、コミュニケーションの強力な武器になります。初対面の相手と話すとき、人はまず共通点を探りますよね。会話の中で同じくくり(出身地・職業・趣味など)が見つかったら、そこで「〇〇あるある」をひとつ。共感の笑いが生まれ、距離がぐっと縮まります。
コツと注意点
- 具体的に:抽象的だと共感されにくい。細部までリアルに描く
- 相手が知っているくくりを選ぶ:相手が経験していないくくりのあるあるは伝わらない
- 悪口にしない:特定の誰かを下げるあるあるは、共感より反感を生むことがある
まとめ
あるあるパターンは「みんなが薄々感じている共通体験を、ズバリ言葉にする」型です。ネタは無限にあり、初対面の距離を縮めるのにも最適。まずは身近なくくりで「これ、あるよね」を探すことから始めてみてください。
なお、あるあるを2つ重ねてから、3つ目だけ実在しない話へ裏切る型は、対になるないないパターンで解説しています。